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2016年にわざわざ観に行った映画 ④

 

  (noteにも書いたけど)ヌーヴェルバーグ出身の映画作家の中でもロメールの映画は日本人にやたら好かれていて、劇場にいた特に熟年の男性層はかなりのロメールファンがいたみたいだった。結婚についての「肯定」と「憧れ」が強いんだよねロメール映画は。熟年野郎のロメールファンに既婚者が多いのかどうかまでは判別できないけど、主人公の女性に対する「相手にしつこいと悟られないように忍耐強くやる」は見習う処があるのかもしれないわあ。

 

  映画で個人的にショックだったのは、神木君が「地獄に落ちる罪」の中に「水洗トイレで小の水で流さないといけないのに大の水で流した罪」という項目があって、うちの息子が幼稚園から小3年くらいまで「好きな水量で流せないのならおしっこの時には水で流さず放ったらかしにしてやる」というボイコットをしていた悪夢記憶が蘇ったことです。夫とトイレで喧嘩して以来しばらくそうしていた。どうでもよい話ですが宮藤官九郎監督様とウチの息子は誕生日が同じです。

 

  映画ラストシーンのBGMでは「HUSBAND,husband,ハズバンド、はずばんど~」ってずっと叫んでいたから続編が出てきても絶対おかしくはないと映画終了直後から思ったんだ。だから続編は「アンコールワットの近所にあるジャングル」とか「マヤ遺跡の近くにあるユカタン半島の密林地帯」とか舞台にして欲しい・・・という希望を持つヲタクが(約一名)日本には居るのですよ。(そのへんの事情はnoteに書きました)

 

疑惑のチャンピオン [Blu-ray]

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  監督(スティーブン・フリアーズ)は最早「実録映画と言えばこのヒト」みたいなことになってんのでしょうか。まあ安定した巨匠の風格があります。すんごいねちっこい「顔のアップ」描写が持ち味だよねぇこの監督さん、と私は決めつけている。「マダム・フローレンス」や「クイーン」等もありますが、私がいつも観てしまうのはいつもマッチョでねちっこい系のフリアーズ作品です。(笑)故意にそうなってるつもりはないんだけどな。

 

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  主人公矢口さんの選挙区は山口三区という設定だとか。それなのに「妻は観たそうですが総理大臣が死ぬという内容だそうです」と怯えて観に行かなかった方ってどうなんでしょう。日頃から奥様の話をきちんと聞いていらっしゃるのかしらん。

 

  四月くらいから予告編がかかっていてずっと楽しみにしてた映画。US本国では公開前にトラブル続きでだいぶケチがついてしまいましたが。しかし今回の女性チーム版はゴーストバスターズリブートとじゃなくて特攻野郎Aチーム THE MOVIE(無敵バージョン) [Blu-ray]なんかよりはるかに出来の良い「特攻Aチーム女版」と呼んだ方が良い映画でした、脚本構成やキャラクターの配置がもろAチーム。キャストの中でレスリー・ジョーンズを集中的に攻撃した人間ホントは「ゴーストバスターズマニアのフリをした実は特攻野郎Aチームファン」なのですよ。!!・・・もちろんゴーストバスターズ&Aチームのファンという輩も履いて捨てる程いるのは解かっていますが、心あるヲタクな紳士はそうゆうことにもっと怒ってほしいです。

 

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  製作がジェレミー・ト―マスっていうんで、だから映画のテンポがこうなのねぇ~て、とっさに感じた私は何故なのしょう。(笑)なんだか一気に崩壊していかないのよね、観ている方が「ショックで息の根がつまりそう」な寸前でちょっと休憩♡が始まってしまうのだ。だから暴力シーンが続いても次第に慣れて麻痺していくというか、冷静にはなっていく、好き嫌いもありそうですけどね。それを考えるとやっぱり戦場のメリークリスマス Blu-rayはJ・トーマス製作の作品の中でもかなりの名作だったのかあ。

 

  劇場で流れていた予告篇がとにかくカッコ良くて好きでした♡何度見ても楽しめた。ボヘミアンラプソティの21世紀版MVを有難う! それ以外は特筆することないわっ。

 

  橋本マナミのファンな昭和おじさんには楽しめると思います。一見難しそうだし、実際よくよく考えたらなかなか深いトコ突いている内容だとは思います(オカズにするのにも大半の殿方には難しそう)があ、いつものアクションもの飽きちゃったし・・・という時ぜひトライしてみては。

 

  見やすいなら隣席に人がいてもいいや・・・とうっかり座席指定したところ、なんか映画内容ととことん合わなそうなシニア男性の隣だったためか(笑)落ち着かないし「お互いの為にきっと向こうも気を悪くしないだろう」と席移動して鑑賞。じいさんひょっとしてちあきなおみ似とか八代亜紀似のガイジン歌姫のドキュメンタリーとでも思ったんかい。しかしエイミー・ワインハウスってホントいろんな意味で「貧乏なレディ・ガガ」なのね・・・彼女は持って生まれた才能があるのに不運だったことは多々あるけど同時代に自分とよく似た(それも外見だけでなく内面も)個性の持ち主がすぐ控えていたことが一番大きいかも。トニー・ベネットとのくだりで「あっちゃー」な反応になる人は多いと思う。

 

  いよいよ終盤のクライマックスに入る段階になってどうしてもトイレに行きたくなり大ピンチに!!んで、何故だか英国女王陛下に逢いにバッキンガム宮殿に乗り込む展開になるや、原作ロアルド・ダールなんだし一番の見せ場は「ココ」ね「次じゃない」と自分なりに見切ってトイレに駆け込みました。それにしてもBFGはグルメじゃない。

 

 

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 映画タイトルが「エル・グラン」ってずっと間違えていた。予告編も検索できなくてずっと焦ってたの。でも少し前までは検索に上がらなかったし気が付かなかった。(笑)かなり凄い映画でいつもの年ならベストテンに堂々入るクオリティだったよ。何故だかラテン音楽じゃなくて80年代のUSポップソングがガンガン入っているし(笑)。おそらくそれも監督の戦略というかある種のメッセージになっているのかもしれない。

 

  とにかく中国で大ヒットっつうのはかなり怖いことなんでわ・・・と私なんかは強く思うのですが。でもあまりのヒットし過ぎにこの映画が内在する「牙」を抜こうとする動きも出つつあるような気がします。現実はなかなか手ごわいのだ。(最新写真で拝見した新海監督の表情は不機嫌そうだった)


映画『神聖なる一族24人の娘たち』予告編

 上映終わって映画館を出る時に一緒になった青年は肩をぐったりと落として疲れ切って立ち去って行ったよ(笑)ちょうど私も「君の名は」を観た直後にたまたま予定外で鑑賞したのだが、タイミングとしては最高だったよ♡あの疲れ切ったお兄ちゃんも「君の名は」観ていればいいのに(観てたらいいのに)。そんでもって君の名は盛り上がった恋したい気分と異性への憧れが続けてこの映画観て「ぐっちゃぐっちゃに引き裂かれて混乱」してたらさぞかし面白いのに・・・と妄想するだけで楽しいでぇーす。♡